26日、令和5年度北海道開発局優良工事等表彰式が札幌で行われ、当社が施工を行った「芽室川西地区 帯広かわにし導水路伏美27線工区外一連工事」が工事部門で北海道開発局長表彰を受賞しました。
髙堂建設の局長表彰受賞は、5年ぶり5回目となります。
年に1度、特に優秀で他の模範として推奨する工事を施工した企業と技術者を表彰するもので、今年度は令和4年度に完成した工事1,409件から30件が局長表彰として選出。
本工事は、山間部で狭小な地形となる困難な工事であるにも関わらず、ICT施工の活用や安全対策の工夫などにより無事故で工期内に工事を完成させたことが評価され、このたびの表彰受賞となりました。
【工事名】
芽室川西地区 帯広かわにし導水路伏美27線工区外一連工事
【工事諸元】
工事延長 L=1,022m
土工 V=10,000m3
管体工 DCIP管径φ1,100 L=1,022m
空気施設工 N=5箇所
排泥施設工 N=2箇所
制水施設工 N=1箇所
美生ダム管理設備 1式
【工事概要】
本地区は、小麦、ばれいしょ、てんさい、豆類の畑作物を中心に、スイートコーン、ながいも等の野菜類を組み合わせた農業経営が展開されていますが、近年の営農状況の変化に伴う水需要の変化と併せ、一部区域では用水施設が未整備であるため、農業生産性が低く、営農上の支障となっていました。
このため、本工事により、国営かんがい排水事業「芽室川西地区」の事業計画に基づく水需要の変化に対応し新たに、美生ダムより用水路の整備を行い、農業用水の安定供給と維持管理の軽減を図りました。