26日、「直轄災害復旧事業 御影地区 石山頭首工災害復旧工事」の建設現場において、JICAの現場見学会を受け入れました。
この活動は、開発途上国向けに技術支援活動を行うJICAに協力して毎年行っているものであり、今年は南アジアやアフリカなど4カ国から10名の研修生が当社の建設現場を訪れました。
研修生が訪れた「石山頭首工災害復旧工事」の現場では、昨年度の台風10号により被災した頭首工(営農用水を河川より取水する土木施設)の復旧作業を現在行っています。
研修生たちは午前中に現場内でコンクリートの打設作業や現場管理試験の様子を見学し、午後からはコンクリートの製造工場に場所を移して圧縮強度試験や製造施設を見学。
当社の現場技術者が見学に付き添い、工事や試験の詳細について説明を行いました。
見学会の参加者からは、「日本のコンクリートは表面がとてもきれいで素晴らしいと感じていたが、その製造工程について学ぶことができ有意義であった」「見学会で学んだことを将来の自国での事業に活かしていきたい」「非常に楽しい見学会だった。親切なもてなしに感謝する」といった感想が聞かれ、好評裏に終了しました。